僕の仕事にはコピーライティングも入っているので結構な頻度で文章を書いています。
小さい頃から本も好きでよく読んでいましたし、心理学も好きだったりするので性には合っているのかもしれません。
だから結構本屋に行ったり、Amazonでも本を結構観ているのですが、ストレングスファインダーがまた人気となっているようです。
これは本自体はぶっちゃけオマケで、購入者専用が専用の診断テストを受けられるようにコードが付いています。そのコードは一回きりしか使えないので、買うなら新品で買わないと意味がありません。
だから中古で買わないように気をつけてください(笑)
中古だと高い確率でコード使えませんから、文字通りの安物買いの銭失いになります。
僕も買って診断やりましたが、結構自分では見えなかった部分も見えてオススメです。
しかし、時折こうやって話題になったり、売れるようになったりするってことはみんなどこかで「強み」を見つけたいと思っているんですかね。
プログラミングスクール系が流行っていたり、手に職をつけようっていう流行が来ているのをみると、明確な強みが欲しいんだろうなとも思います。
ここで気をつけてほしいのが、強みには2種類あるということです。
それは、
潜在的な強みと顕在的な強み
になります。
潜在的な強みと顕在的な強み
潜在的な強みっていうのは、自分自身の考えや特性的な強みのことです。
例えば集中力が高いとか、人の特性を見極めるのがうまいとか、多角的に見えるとか、共感能力が高いとかですね。
環境で育まれるものもありますし、ある程度好転的に成長させることもできますが、「先天的に得意なこと」という意味合いが強いです。
顕在的な強みっていうのは、言うなれば「スキル」です。
プログラミングとか、速読術とか、運転とか、ピアノとか、タイピングとかです。
後天的に身につけることができて、知識や経験の差がその高い低いを分けるようなもののことです。
まぁ僕が勝手に分けているだけっていうのもありますが(笑)
でもイメージとしては分かるんじゃないかなと思います。
手に職というのは、明らかに顕在的な強みなわけです。
強みの掛け算が”最強”
そしてこれまでビジネスをやってきて思うのは、
潜在的な強みと健在的な強みが掛け合わさっていると最強
ということです。
そりゃ当然でしょ、という人もいるかもしれませんが、これが出来ていない人があまりにも多いなという印象です。
特に”潜在的な強み”が分かっていなかったり、勘違いしている人があまりにも多いなと思います。
多いと言うか大半わかっていません。
コツコツできない特性のくせにコツコツやらないといけないビジネスに取り組んだりとか、グイグイ引っ張るような自立性が高いタイプじゃないのにインフルエンス的なことをしたりとか。
コツコツやるのはビジネスにおいてすごく大事なことで、必須条件ではあるのですが、苦手な人は苦手です。だからアプローチの仕方を変えなければいけないわけです。
例えば、コツコツやるのが得意な人に任せてしまうとかですね。
結局人間はどこかしらに強みがあるわけですから、それらを他者とうまい具合に組み合わせていくのがいいわけです。
適材適所というやつですね。
かくいう僕自身、潜在的な強みについては長年悩んできました。
そして勘違いした結果、心と行動がチグハグになってしまったことがあります。
それをそのままにするとどうなるか…?
大失敗します。
そりゃそうです。
心と行動がチグハグなんだから。
自分自身が違和感を感じているわけですから、言動にパワーも出ないですし、周りは自分以上に違和感を感じているはずです。
結果、人も離れていき、結果もついてこなくなり、空回りして終わるわけです。
よく成功するためには成功者のマネをしろ、といいいます。
これは一面的に見て正しく、一面的に見て正しくありません。
考え方や行動はマネするべきですが、自分が違和感を感じる部分は適宜修正していくべきです。
例えば僕の場合、グイグイタイプのリーダーではないのにそれをマネした結果、わけわからないことになりました(笑)
マネはするべきですが、ある程度できるようになれば改良していかなければいけないわけです。
守破離という言葉があります。
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階
この「離」の部分です。
これができないといつまでも”自分らしさ”を手に入れることはできません。
潜在的な強みを見つける方法
それでは潜在的な強みを見つけるにはどうしたら良いでしょうか?
まずひとつはストレングスファインダーをやってみてください。
方向性は分かるんじゃないかと思います。
そしてしっかりと強みや特性の大切さを分かっている人にコンサルを受けることも一つの手段です。
確実にいえるのが、”自分だけで見つけようとしないほうがいい”ということです。
灯台下暗しといいますが、人間は自分のことが自分が一番見えていません。
だから他者の目を借りることや客観的に見る訓練はし続けていかなければいけません。
ストレングスファインダーはそういう意味で客観視できるいいきっかけになるんじゃないかと思います。
ぜひお試しあれ。